高校駅伝

こむら返り対策

長距離ランナーに必要なウォーミングアップとクールダウン

ウォーミングアップ(準備体操)やクールダウン(整理体操)は、練習前後に欠かせない運動です。ウォーミングアップの目的は、(1)心と体の準備(2)ケガの予防などで、これにより練習やレースで十分な能力を発揮することができるのです。これに対し、クールダウンは(1)筋肉の疲労回復を早める、(2)心と体をいつもの状態に戻すなどの目的があります。

「長距離ランナーがとくに重視したいのは、クールダウンです。腱炎や疲労骨折といったケガの予防にもつながるからです」
と順天堂大学医学部整形外科の前澤克彦先生は言います。

「とくにおしりと脚のストレッチを念入りにすることをお勧めします。ストレッチをする際は、伸ばしたり、ほぐしたりする筋肉を意識すること、痛みや違和感などがないかチェックすることが大切です。もし、痛みや違和感を覚える場所があったら、アイシングでしっかり冷やし、そのあとで湿布をします。その日の夜はお風呂で体全体を温めて血液循環をよくし、寝る前にもう一度、ストレッチをするとよいでしょう」

疲れや痛みを翌日に持ち越さないためのケア。これが大きな意味でのクールダウンなのかもしれませんね。

■ぬるめの湯にゆっくり入ろう
ぬるめの湯にゆっくり入ろう

ワンポイントアドバイス

筋肉痛はしっかりクールダウンしてもなるものです。筋肉痛になったら安静にするのではなく、その部分を積極的に動かしましょう。そのほうが回復は早まります。

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