ベストパフォーマンスを発揮しよう

過緊張をとって最高のコンディションで試合に臨もう

 スタート前、あるいはタスキを渡されるときって、緊張しますよね。しかし、こうした状態がいきすぎた「過緊張」こそ、ランナーのパフォーマンスを妨げるやっかいな存在なのだとか。
「普段、リラックスして走るときは、ストライドとピッチのバランスとか、呼吸のリズムとか、いちいち考えません。それは、意識しなくても脳から指令が出て最適化された走りができるためです。ところが、過緊張状態では無意識の脳から指令がジャマされるので、筋肉がいつも通り動かなくなる。呼吸も乱れるので疲れるのも早い。それで、本来の力が出なくなってしまうのです」

 こう話すのは、埼玉医科大学産婦人科の難波聡先生。自身もランナーとして、レースに参加するそうですが、過緊張を防ぐには、イメージトレーニングが有効だと言います。
「イメージトレーニングといっても大げさなものではありません。レース前にコースを十分下見するとか、さまざまなレース展開を想定するとか、当日はこれまでの練習で蓄えた実力は誰にも負けないと自己暗示するとか、そういうことです。試合当日も“普段通り”を心がけて。いつもと同じように起き、食事し、ウォーミングアップする。これで過緊張をある程度、抑えることができます

■緊張度を自己チェック!
緊張度を自己チェック!
とても緊張した状態を10、リラックスした状態を0としたら、いまの自分はどんな状況ですか? 指を示してみましょう

ワンポイントアドバイス

「過緊張かも…」と思ったら、図のようなスケールで自己チェックを。自分を客観視するのも過緊張をとるのに役立ちます。

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